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プラチナ

プラチナ(白金)/Platinum

1735年にスペインの軍人が南米コロンビアのピント河で白い金属を発見し、『platina del Pinto(プラチナ・デ・ピント=ピント河の小さな銀)』と命名され、これが現在のプラチナの元素名Platinumの語源となっています。

現存する最も古いプラチナは、ルーブル博物館にある『テーベの小箱』と呼ばれる化粧ケースで、高純度のプラチナの破片がはめこまれています。これは、エジプトのテーベにある女性神官・シェペヌペット一世の遺跡から発見されたもので、紀元前700年前後のものとされています。

耐熱性に優れ、変色や変質がないため、エンゲージリングやマリッジリングに多く選ばれています。

今日では宝飾品だけでなく、その高い耐久性から工業用としても幅広く使用され、重要な役割を担っており、今後もより一層需要が高まると見られています。限りある資源を有効に使うため、使われなくなったプラチナ製のジュエリーは買い取ってリサイクルされています。

林正美堂では、プラチナ・金の現金買取も行っております。

プラチナの表示単位

pt1000=プラチナ100%です。通常ジュエリーに使用されるものは、プラチナの柔らかさを補うためパラジウムで割ります。

日本国内における品位は、pt1000・pt950・pt900・pt850となっています。

プラチナのお手入れ方法

酸、アルカリ、汗などに強いプラチナは、特別なお手入れをすることなく使用することができる優秀な金属です。

使用したら柔らかい布で軽くふいておけば大丈夫ですし、超音波洗浄機でも美しさを取り戻すことができます。(ただし、一緒についている宝石が超音波洗浄機にかけられるものか注意が必要です)

プラチナは柔らかい金属ですので、キズがついたり歪んでしまうこともありますが、みがき直しや修理をしてもらえば新品のように輝きを取り戻すことが可能です。

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金/Gold

宝飾品として使われた最初の金属である『金』の歴史は古く、その価値が下がることはなくいつの時代も世界中の人々を魅了してきました。時の権力者たちは力や富の象徴として奪い合い、奴隷に過酷な労働を強いて黄金を集めるなど、金の歴史の裏には常に人の欲望が見え隠れしています。神々しい輝きを放つ金は、仏像や芸術作品などにも多く用いられてきました。

採取方法は、金の鉱山から採掘する方法と、砂金として河川などから採取する方法があります。しかし、金の埋蔵量は極端に少ないため、常に希少性の高い金属です。そのため、中世ヨーロッパでは他の金属から金を作り出す『錬金術』の研究が行われました。結局、金を作り出すことは出来ませんでしたが、その研究は現在の様々な科学の礎となっています。

純金はとても柔らかいため、割り金(ほかの金属)を加えて硬度を高めるのですが、合金することで、ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドと多彩なカラーバリエーションを楽しむことも出来るようになりました。

現在の用途は大半が宝飾品ですが、最先端のエレクトロニクス技術において金はなくてはならない素材です。これからは、ますます希少価値が高まると言われています。

金の表示単位

金の品位はK(カラット・Karat)で、純金K24の24分率の単位で表示します。純金はとても柔らかいため、割り金(銀、銅、パラジウムなどの金属)を加えて硬度を強くしています。K22=金90.6%、K20=金83.3%、K18=金75%、K14=金58.3%、K10=金41.7%で、一般的にジュエリーに使われるのはK18〜K10です。

また、国によっては1000分率で表示する場合もあり、G1000(=999.9/4ナイン)を純金とし、G750は75%が金ということなのでK18と同じということになります。

金のお手入れ方法

表面を磨かなくても、乾いた柔らかい布でホコリなどをやさしく拭き取るだけでも十分です。ただし、純度が高いほどキズはつきやすくなりますので、扱いには注意が必要です。

入浴(特に温泉)のときは、表面が黒ずむことがあるので必ず外しましょう。

リングなどの形が歪んでしまっても、修理に出せば直すことができます。

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銀/Silver

古くは『しろがね』(白い金属)と呼ばれていた銀は、貴金属のなかでは産出量も多く、比較的安価で手に入れることができるため、気軽につけられるアクセサリーとしても人気の高い貴金属です。ただし、空気中や人の皮脂に含まれる硫黄分と硫化してしまうと、黒く錆びて光沢をなくしてしまうことがあります。使用後に柔らかい布でから拭きする習慣をつければ、美しさを保つことができます。

欧米ではフォークやナイフなど多くの食器としても使われ、ヨーロッパには富貴の家に生まれたことを意味する『口に銀のスプーンをくわえて生まれてきた』という言葉があります。そこから「一生食べ物に困らない裕福な生活が送れるように」と幸せを願い、赤ちゃんに銀のスプーンを贈る習慣が生まれました。

戦国時代後期から江戸時代後期にかけて、当時世界の3割もの銀を産出していたとされる日本最大の銀山・島根県の石見銀山は、明治維新を迎えた頃に銀鉱石が枯渇し鉱山活動は停止、昭和18年に完全閉山となりました。2007年には自然を壊さずに採掘するという環境に配慮した生産方式が認められ、『石見銀山遺跡とその文化的景観』が世界遺産に登録されました。

銀は、金属の中でも特に優れた熱・電気の伝導性や殺菌性などを持つことから、工業用としても幅広く使用されています。

銀の表示単位

SV1000が銀100%(純銀)となります。純銀では柔らかすぎるため、主に銅を混ぜて硬度を上げています。アクセサリーとして使われるのは、SV925、SV950が一般的です。

銀のお手入れ方法

使用後、こまめに柔らかい布で拭くことで輝きを保つことができます。また、使用しない時には空気に触れないようにビニールなどに包んでおくとさらに良い状態で保つことができます。

もし黒くなってしまったら、研磨剤が含ませてあるシルバー専用の布で磨くか、ペースト状にした重曹をつけてこすり(ついている宝石に影響が及ばないか確認して行ってください)、十分に水洗いして乾いた柔らかい布で磨きあげ乾燥させてください。ただし、黒ずみを取るということは硫化してしまった部分を削り取るということですので、磨きすぎにはご注意を。

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