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ガーネット

ガーネット

初めてガーネットの結晶を発見した科学者が、12面体もしくは24面体の整った形の赤い結晶が岩の割れ目にびっしりとついている様子にザクロの実を連想したことから、ラテン語の多くの種子をもったもの=ザクロを意味する『granatum(グラナトゥム)』を語源として『ガーネット』という名になったとされています。

ダイヤモンドと似た条件で生成され、一緒に発見されることもあるため、ダイヤモンド鉱脈を探す際の指標として利用されることもあります。

柘榴石(ざくろいし)』の名の通り、赤い宝石のイメージが強いガーネットですが、実際には多彩なカラーバリエーション(青色以外)があります。

誕生石の起源ともなった旧約聖書にも登場するガーネットは1月の誕生石で、どの国が設定した誕生石においても1月はガーネットのみとなっています。石言葉は『貞節・友愛・忠実』です。闇を照らすと言われるこの石は、昔から冒険者がお守りとして身につけていました。


ガーネットの種類・バリエーション

【デマントイドガーネット】

1860年代にロシアのウラル山脈で発見された黄色みを帯びたグリーン系のガーネット。グリーンガーネットとは化学組成が異なります。ダイヤモンドに匹敵するほどの輝きを持つことから、『ダイヤモンドのような』という意味の名前が冠せられました。希少性が高く、良質のものになるとエメラルドよりも高価になることもあります。

【ツァボライト】

1960年代にアフリカ・ケニアのキリマンジャロ東方にある世界最大級の自然公園・ツァボ国立公園で発見された、近年人気が高まっているグリーンガーネットで、当時のティファニー社長ヘンリー・プラット氏によってこの名がつけられました。

【スペッサータイトガーネット】

グリーンガーネットと並び人気のあるオレンジ系のガーネット。赤みを帯びたオレンジからロードライトガーネットに近い紫を帯びた赤まで、幅広い色相があります。その中でも特にオレンジ色が鮮やかなものは、『マンダリンガーネット』と呼ばれています。

【ロードライトガーネット】

『ロードライト=バラの花のような』という意味の名前がつけられた、やや紫がかった赤色のガーネットです。より深紅のバラの色に近い濃い色の方が評価は高くなります。


ガーネットを選ぶポイント

【色】

以前は、赤系のガーネットが流通量も産出量も多く安定していたため安価なイメージがありますが、新たにグリーン系やオレンジ系などが発見されてからは、カラーによって評価に大きな差が出るようになりました。人気・評価としては、グリーン系→オレンジ系→赤系の順になっています。また、同じグリーン系でもデマントイドガーネットがより高く評価されています。

【内包物】

インクルージョンが無いものが当然透明度は高くなりますが、良質のデマントイドガーネットには特有の『ホーステール』(馬のしっぽ)と呼ばれる毛髪のような内包物が入っているものがあり、また新たな価値を生んでいます。


ガーネットのお手入れ・注意点

  • ダイヤモンドと似た条件で生成されるガーネットは、硬度もあり薬品や熱にも強い扱いやすい宝石です。ダイヤモンドと同じく、他の宝石を傷つけてしまう恐れがありますので、保管の際には注意しましょう。
  • 汚れが気になったり、くすんだと感じたら、ぬるま湯を張った洗面器などに中性洗剤を入れ、やさしく洗いましょう。排水溝に落としてしまわないように、水を使う前に蓋をするなど注意して行ってください。

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