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琥珀・アンバー

琥珀

琥珀(アンバー)は、松や柏などの針葉樹の樹脂が地中に埋没し、数千年、数億年もの長い年月をかけて化石化したものです。地中で固化する際に昆虫や苔、木の葉などを混入したものは、通常の化石と違い当時の姿のまま閉じ込められている場合が多く、太古の環境を知る上で学術的にも価値のあるものとなります。

琥珀(アンバー)の装身具やお守りとしての歴史は古く、数々の伝説や神話に登場します。日本においては旧石器時代より親しまれてきた歴史の古い宝石です。ロシアの貴族たちは、よい香りを出して燃えるアンバーを暖炉にくべて芳香剤の代わりにしていたともいわれています。

世界各国で様々な呼び名があり、『琥珀(こはく)』という名は、虎の死後、その魂が石になったものであるという中国の伝説に由来しています。


アンバーの種類・バリエーション

【サクシナイト】

バルト海沿岸で採れる良質のアンバーです。バルト海の海底には良質のアンバーを含む層が露出しており、海水により削り出された琥珀が沿岸の浜辺へ流れ着きます。昔の人々は、それらを海の神からの贈り物と信じ、お守りとして大切に身につけていました。ちなみに海から流れ着くものは『シー・アンバー』、地上で採掘されるものは『ピット・アンバー』と呼ばれます。

【ロイヤルアンバー】

希少な白い琥珀の総称で、ヨーロッパ王室でのみ着けることを許されたという歴史のある高貴なアンバーです。骨を意味する最高級の白『ボーン』、やや黄味がかった『バタースカッチ』などの様々な色味が作り出すマーブル模様が特に貴重で人気があります。

【グリーンアンバー】

人気の高い黄緑色のアンバーです。多くは裏からの光を遮り、より深い緑色に見えるような技法が使われています。また、加工や染色処理で緑色を濃くしたものもあります。稀に採掘される天然のグリーンアンバーは非常に貴重なものとなります。


アンバーを選ぶポイント

【色】

日本の伝統色である『琥珀色』と呼ばれる温かみあるあめ色のものが一般的で、『コニャックカラー』とも呼ばれます。他にも、産地や樹木によって、黄・オレンジ・茶・赤・青・白・緑など様々な色のアンバーが作り出されます。

【内包物】

一般的に宝石に内包物があると価値が下がりますが、アンバーに限ってはその内包物が価値を高めます。ただし、後から昆虫の死骸を混入した偽物も多く出回っているため、信頼と実績のあるお店で正規の値段で購入されることをおすすめします。

【本物のアンバーの性質】

本物のアンバーは、柔らかく、触れた時に温かく感じます。重さは軽く、表面をこすると静電気を発生する性質を持っています。


アンバーのお手入れ・注意点

  • モース硬度2〜2.5と、爪でも傷がつくほどの柔らかさです。取り扱いには細心の注意を払いましょう。
  • 超音波洗浄は避けましょう。
  • 日光、暖房の側などは避け、環境の変化が少ない場所に保管しましょう。
  • 汚れが気になる場合は、柔らかい布でやさしく拭き取りましょう。

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